2014年1月1日星期三

遼、松山が共に練習ラウンド!ビッグイベント開幕へ調整




2013年10月29日19時08分






2人でラインを読んでグリーンをチェック(撮影:福田文平)








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<WGC-HSBCチャンピオンズ 事前情報◇29日◇シャーシャン・インターナショナルGC(7,266ヤード・パー72)>

 2013-14シーズン最初のビッグイベント「WGC-HSBCチャンピオンズ」が、中国にあるシャーシャン・インターナショナルGCを舞台に31日(木)に開幕を迎える。

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 世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(米国)は出場しないものの、ローリー・マキロイ(北アイルランド)、フィル・ミケルソン(米国)、昨シーズンの年間王者であるヘンリック・ステンソン(スウェーデン)ら世界中からビッグネームが出場。日本人選手は石川遼松山英樹藤田寛之川村昌弘の4選手が参戦する。

 この日は石川、松山が共に練習ラウンド。松山は前試合の決勝ラウンドに背中から腰に痛みを覚えた様子だったがこの日は元気にラウンドをこなした。松山は今大会でもPGAツアーの優勝予想であるパワーランキングでトップ20にランクされた。

 米ツアーを主戦場とする石川、松山にとっては今大会は予選落ちがないだけにシード確保へフェデックスカップポイントを稼ぐチャンス。石川は開幕2戦目で2位タイ、松山も2試合に出場して好結果を残しているだけに、トリッキーなコースを攻略しての上位進出に期待がかかる。

松山英樹はガルシア、ワトニーと同組!石川遼はポインツらと




2013年10月30日08時44分






注目組の1つに組み込まれた松山英樹(写真は火曜日)(撮影:福田文平)






<WGC-HSBCチャンピオンズ 事前情報◇30日◇シャーシャン・インターナショナルGC(7,266ヤード・パー72)>

 31日(木)から中国にあるシャーシャン・インターナショナルGCで開幕する「WGC-HSBCチャンピオンズ」。その予選ラウンドの組み合わせが発表された。

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 世界中からビッグネームが集う今大会でも注目を集めている松山英樹は、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ニック・ワトニー(米国)という実力者達とのペアリング。初日は10番ティから10時25分にスタートとなった。

 石川遼はD・A・ポインツ(米国)、スティーブン・ギャラハー(スコットランド)と同組で初日は10時10分に1番ティスタート、藤田寛之はラファエル・ジャクリン(フランス)、ジン・ジョン(韓国)と同組、初出場の川村昌弘はガガンジート・ブラー(インド)、ファン・ミンジェ(中国)と同組で予選ラウンドを戦う。

石川遼はジュニア3人とのプロアマでリフレッシュ




2013年10月30日18時45分






プロアマ戦では異例のジュニア選手とラウンド!(撮影:福田文平)







<WGC-HSBCチャンピオンズ 事前情報◇30日◇シャーシャン・インターナショナルGC(7,266ヤード・パー72)>

 「WGC-HSBCチャンピオンズ」が中国にあるシャーシャン・インターナショナルGCを舞台に31日(木)に開幕を迎える。4人が出場する日本勢は石川遼松山英樹がプロアマに出場。藤田寛之川村昌弘はドライビングレンジとアプローチ、パッティング練習で最終調整を終えた。

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 午前中にプロアマを回った石川の組についたアマチュアは、シャーシャン・インターナショナルGCのクラブチャンピオンに輝いた13歳をはじめとしたジュニア3人。通常スポンサーなどと回ることが多いプロアマだがジュニアと回るのは異例で石川も「ジュニア3人と回るのは初めて」と目を丸くした。

 “この状況からはどう打つの?”“スピンのかかる打ち方は?”などラウンド中はジュニアから質問攻め。聞かれたことには優しく答えつつも、「自分で練習をしていく中で気づかないと意味がないので、いろいろなことをやって身につけていきなさい」と自分で考えることが大切だという教えも説いていた。

 石川自身ジュニア大会を主催するなど、ジュニア育成には力を入れているだけにジュニアとのふれあいはリフレッシュにもなった様子。この日回ったジュニアの中には石川の15歳でのツアー優勝を見ていたという子もおり、「あのシーンを見てゴルフを始めたといわれたらうれしくて泣いちゃうかもしれない」と笑顔を見せた。

 自身の調子は「ちょっとショットを修正しながらだったけど、終わった感じではなんとか間に合ったかな」と本戦へ向けて不安はない。予選落ちのない今大会だが「いつもと変わらず、初日はトップから6、7打差くらいに入っていればOK。できれば5打差くらいでスタートで切れれば」とゲームプランをコメントした。石川はD・A・ポインツ(米国)、スティーブン・ギャラハー(スコットランド)と同組で10時10分に1番からティオフする。

松山英樹、ガルシアらとのペアリングに「気にすることはない」




2013年10月30日19時39分






初日、2日目は注目の組に組み込まれた松山(撮影:福田文平)








<WGC-HSBCチャンピオンズ 事前情報◇30日◇シャーシャン・インターナショナルGC(7,266ヤード・パー72)>

 中国にあるシャーシャン・インターナショナルGCで開催される、「WGC-HSBCチャンピオンズ」。31日(木)の開幕を前にこの日はプロアマ大会が行われ、日本勢では松山英樹石川遼が出場した。

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 午後組に組み込まれた松山は約5時間半かけて日没ギリギリで何とかホールアウト。火曜日には9ホール、この日は初めて18ホールを回り「むずかしいんじゃないっすかね」とコースの印象を口にした。先週痛めた背中から腰にかけての状態が気になるところだが状態については「わからないです」と語るにとどめた。

 初日、2日目はセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ニック・ワトニー(米国)という注目組に組み込まれたことについても、「誰と回ろうと初日、2日目なんで気にすることはないです。自分のプレーをすればいいと思う」と淡々とコメント。初日のスタートに備えて暗くなったコースを足早に後にした。

 それでも、コース内に設置されている大会の看板にはディフェンディングチャンピオンのイアン・ポールター(イングランド)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)らに並んで松山の写真が大きく掲載されるなど注目度の高さは感じている。今季最後となる米ツアーを好結果で締めくくることが出来るか。